こんにちは、ゴリラ博士です。
この記事では、私が28歳のときに経験した
「脂肪肝と診断された日」 のことをお話しします。
これは、私が本気で「健康と向き合う」きっかけになった
最初の転機でした。
🟨 1. 健康診断で突きつけられた“脂肪肝”という現実
28歳のある日、いつものように会社の健康診断を受けました。
当時、お腹の右上部に違和感が出ることがありましたが、
「まあ大丈夫だろう」
そんな軽い気持ちでいました。
しかし、結果を開いてすぐ、目に飛び込んできたのは
“肝機能:要精密検査”
という文字。
当時の私は 107kg。
BMIも明らかに肥満域。
これまでも“太っている”自覚はありましたが、
精密検査を受診し、
具体的な診断名を突きつけられると
胸の奥がズンと重くなるような感覚になりました。
🟩 2. 「自分は大丈夫」そんな油断が積み重なっていた
思い返せば、25歳あたりから体重は緩やかに増え続けていました。
- ストレスによる暴食
- 運動頻度の減少
- 昼食はラーメン+ご飯のセット
- スナック菓子や揚げ物の習慣化
どれも「よくあること」だと思っていましたが、
その積み重ねが、確実に身体を蝕んでいたのです。
診察室で「脂肪肝」と言われたとき、
真っ先に浮かんだのは、
「え?お酒ほとんど飲まないのに脂肪肝?」
という驚きでした。
脂肪肝=お酒というイメージは間違いで、
食べ過ぎ・肥満・生活習慣の乱れ が原因になることを
このとき初めて知ったのです。
🟦 3. 二次検査で見えた、知らなかった自分の身体
健康診断の数日後、二次検査を受けました。
そこで医師から伝えられた事実は、想像以上に重いものでした。
- 肝臓は症状が出にくい
- 気づかないうちに負担が溜まる
- 肝臓が肥大すると周囲の臓器を圧迫し、痛みが出る
お腹の右上が痛かった理由は、
肝臓が肥大して他の臓器を圧迫していたためでした。
そして医師からは、淡々とこう告げられました。
「太りすぎですね。痩せましょう。」
自分の身体なのに、
知らないうちにここまで悪化していたという事実に、
怖さよりも情けなさが勝ったのを覚えています。
🟫 4. はじめての“大きな挫折”──何から始めればいいのか分からない
脂肪肝と分かったものの、
何から変えればいいのか全く分からない。
- 食事なのか
- 運動なのか
- 生活習慣全体を見直すべきなのか
当時の私が唯一やっていたダイエットは、
「一食抜く」という自己流のもので、
今思えば健康とは程遠いものでした。
まさに
“健康知識ゼロ”の状態で放り出された感覚
でした。
このとき痛感したのは、
「知識がないと選択肢すら持てない」
ということ。
ここから、私の長い健康改善の試行錯誤が始まります。
🟧 5. 痩せようと決意し、選んだのは「糖質制限」
「まずは痩せないと」
そう思った私は、世間で流行っていた 糖質制限 を始めました。
これが後に痛風寸前の危機につながるのですが、
当時の私はそんなことは知りません。
自分にできることを探しながら、
必死に変わろうとしていました。
脂肪肝の診断は、
私にとって 最初で最大の警告 だったのです。
🟪 6. 脂肪肝の診断がくれた“気づき”
今になって思うのは、
脂肪肝と診断されたことは
決して「悪い出来事」ではなかったということ。
むしろ、
あの診断がなければ私は健康と向き合うこともなく、
107kgから戻ることもなかったはずです。
あの日のショックが、
私の人生を変える最初の一歩になりました。
🐾 まとめ|ここから私の健康改善が始まった
脂肪肝と診断されたあの日が、
私にとってのスタートでした。
- 自分の身体の状態を知れた
- 健康の知識不足に気づけた
- 何かを変えないといけないと思えた
その“気づき”が、
のちの糖質制限・挫折・再挑戦につながっていきます。
この記事は、私の物語のほんの序章です。
次の記事では、
「糖質制限で95kgまで落ちたのに、痛風寸前になった話」
についてお話しします。
今日のあなたを、少しだけ強く。
— ゴリラ博士
Gorilla LABO


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