こんにちは、ゴリラ博士です。
この記事では、私が 「糖質制限で一度は痩せたのに、健康は遠ざかった」 という、少し苦い経験をお話しします。
脂肪肝と診断された私は、
「まずは痩せるしかない!」
と焦り、手っ取り早く始めたのが 糖質制限 でした。
結果だけ見れば順調でした。
しかし、その裏で身体には静かに負荷が蓄積していたのです。
あなたが同じ遠回りをしなくて済むよう、
当時の私の失敗と気づきをそのまま記します。
🟧 1. 糖質制限開始──体重は順調に落ちていった
脂肪肝の診断をきっかけに、
「太っている自分を変えなきゃ」
と決意した私は、ネットやYouTubeで健康情報を調べ始めました。
その中で特に目についたのが、
「糖質制限は痩せる・健康に良い」
という言葉。
実際に糖質を大幅に減らしてみると、
体重は面白いほどスルスル落ちていきました。
私が実践した具体的な食事法やルールは、また別の記事で紹介します。
開始2カ月で
107kg → 100kg台へ。
4カ月後には
95kgまで減量。

数字だけ見れば成功そのもの。
「やればできるじゃん」と自信になったのを覚えています。
しかし、この時点ではまだ、
「痩せる=健康」ではない
という本質に気づけていませんでした。
🟦 2. 減量は順調でも、身体は静かに悲鳴を上げていた
体重が落ちていくのが楽しくて、糖質制限はそのまま続けていました。
転機は、脂肪肝の 定期検査 のときに訪れます。
医師が言った衝撃の一言:
「尿酸値が高くなっています。このままだと痛風になりますよ。」
──頭が真っ白になりました。
「え?痩せてるのに?」
「健康になるためにやってるのに?」
まったく理解が追いつきませんでした。
🟩 3. 糖質制限で痛風リスクが上がる?
検査の後、医師から丁寧に説明を受けました。
糖質制限は体重が減りやすい反面、
プリン体の代謝が乱れ、尿酸値が上がりやすい という側面があること。
さらに、糖質制限で増えやすい
肉・魚・卵・内臓系の食品には
プリン体が多いものも多い。
その結果、
体重は落ちているのに、健康からは遠ざかる
という矛盾が起きていたのです。
当時の私は、
糖質制限の“メリットだけ”を見ていて、
“デメリット”に気づいていませんでした。
医師の説明を聞いたとき、
「このまま続けたら本当に痛風になっていた…」
とゾッとしました。
🟫 4. 「痩せる」と「健康」は別物だと痛感した日
この経験を通して私は初めて、
- 体重が減ること
- 健康になること
は似ているようで別物だ、と気づきました。
極端な糖質制限で痩せても、
身体の中身がボロボロでは意味がありません。
最初の記事でも触れましたが、
私はここでようやく
「知識なしには健康になれない」
という事実を理解しました。
🟧 5. 糖質制限をやめた後も迷走は続いた
糖質制限をやめたものの、
「じゃあ次はどうすればいい?」
という状態に陥りました。
情報は世の中に溢れていますが、
その中で自分に合う方法が分からない。
そこで次に私が選んだのが
除脂肪ダイエット。
しかしこれも後に大きなリバウンドを引き起こし、
体重は再び 107kg へ逆戻り。
健康改善の道は、まだまだ続くことになります。
🐾 まとめ|痩せても健康でなければ意味がない
糖質制限は、
「体重を落とす」 という目的だけなら確かに有効です。
しかし私はその裏で、
痛風寸前の危険な状態
に気づかず進んでいました。
この経験から私が学んだことはただひとつ。
極端な方法は必ず歪みを生む。
本当に大切なのは“無理なく続く、正しい習慣”。
次の記事では、
「除脂肪ダイエットで再び107kgまで戻ってしまった話」
をお伝えします。
あなたが、私と同じ遠回りをしなくて済むように。
今日のあなたを、少しだけ強く。


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